どうも、つれづれ資産運用です。
少ない資金で効率よくFXができるノックアウトオプション。
私が普段使用しているFXの口座はFOREXのノックアウトオプションです。
今話題のノックアウトオプションについて解説していきます。
注文時に必ず損切を設定する。(ノックアウトレベル)
必要証拠金は損切までの値幅分のみ
たとえば、ドル円のノックアウトレベルを108円にするとき
上の図にあるとおり現在価格が110円とします。
注文時にノックアウトレベルを108円で設定して5000通貨注文する場合、
必要な証拠金は、現在値の110円から108円を引いて5000通貨かけるので、
(110-108)×5000通貨=10,000円程度①になります。
ノックアウトレベルはこの損失額10,000円のみが必要証拠金になります。
通常のFXだとこれに加え、保有するポジションに対しての証拠金も必要になります。
つまり、110円で5000通貨保有しようとすると、
レバレッジ25倍フルフルで110×5000通貨×0.04₌22,000円②が必要になるんですね。
しかも、損切をノックアウトレベルと同じ108円のラインに置いた場合、
上記①+②であわせて32,000円必要になります。
この場合、通常のFXが32000円必要なのに対し、ノックアウトオプションでは10000円で済むことになります。
ノックアウトオプションが通常FXよりも3倍程度資金効率がよいですね。
もちろんノックアウトレベルをどこに置くかで資金効率は違ってきますよ。
現在値のすぐ近くにノックアウトレベルを設定すれば、
海外口座並みのハイレバレッジを実現することも可能です。
(ただし、近くに設定すると、損切にあうリスクが高まりますので。)
と、長く書いてみましたが、つまり言いたいことは、
ノックアウトオプションは、通常のFXよりも少ない証拠金で済むので、
レバレッジを高めて効率的に資金を増やすことが出来ますということです。
ただし、効率よく増やすことが出来るということは、逆もまた真なりです。
資金を効率よく減らすということにもなりますので注意してくださいね。
スリッページなし
ノックアウトオプションのデメリット
FOREXのノックアウト・オプションを進める理由
取扱銘柄
FOREXは26通貨ペア。IG証券は87通貨ペア。
IG証券では、FX以外にも株価指数15銘柄、原油、金・・・などの
商品先物28銘柄などもノックアウトオプションを扱っており、
幅広い投資がノックアウトオプションで可能です。
スプレッド
総じてIG証券のほうが狭いです。
USDJPY:IG証券は0.6、FOREXは0.9
EURJPY:IG証券は1.1円、FOREXは1.4
AUDJPY:IG証券は1.3円、FOREXは1.6
GBPJPY:IG証券は2.0円、FOREXは2.5
:
ノックアウトオプションには、スプレッド以外に
スリッページを発生させないためのコストとして、
ノックアウトプレミアムというコストがあります。
FOREXには、スプレッドにこのコストがふくまれています。
ノックアウトレベルにかからなくても、かかっても、コストがかかります。
IG証券ではスプレッドにこのコストは含まれていません。
ノックアウトレベルにかからなければ、このコストは返還されるためです。
IG証券やるならできるだけこのコストを払わずにすむように
ノックアウトレベルは広めにして、逆指値で注文するという方法もありそうですね。
スプレッドスワップポイント
総じてIG証券のほうが高いです。
IG証券のスワップポイントは通常のFX業者と比べてもたかいんですよね。
この記事を執筆しているある日のスワップポイントを比べてみると、
USDJPY:買いでIG証券は7円、FOREXは6円
EURJPY:売りでIG証券は-9円、FOREXは-24円
AUDJPY:買いでIG証券は-4円、FOREXは-38円
GBPJPY:買いでIG証券は7円、FOREXは-8円
:
という感じです。
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